本記事では、大人気漫画『来世は他人がいい』深山 霧島のエピソードをまとめました。
本作のもう一人の主人公である霧島は、なんでもそつなくこなす完璧超人。その容姿と振舞から女子によくモテますが、吉乃は特別なようです。自分の情報を一切出さず、一番近くにいる吉乃にすら何を考えているかわからない男と評されていますが、よく切れる頭と圧倒的な暴力で様々なピンチを軽快に立ち回ります。
この記事では、そんな霧島の「本当の目的は？」「元カノは？」「嫉妬するシーンは？」といった疑問を調査しています。霧島の話を読み返したい方はぜひチェックしてください。
この記事にはネタバレが含まれる場合があります。未読の方はご注意ください。
漫画『来世は他人がいい』／深山 霧島について
漫画『来世は他人がいい』深山 霧島についてのまとめです。プロフィールについては詳しい情報は公開されておらず、誕生日・年齢のみ現段階で発表されている情報となります。血液型等の情報は確認でき次第追記します。
霧島の本心や目的は、8巻を読めば大体わかります。吉乃の祖父蓮二が、吉乃を守るために許嫁というていで吉乃を上京させ、霧島に託しました。蓮二としては本当に2人を結婚させるつもりはありませんが、霧島はその約束を利用して吉乃の傍にいることを選んでいます。自分と根っこの部分が似ている吉乃を見るたびにどんどん彼女に惚れこんでゆき、自分の命をかけて彼女を守る霧島。そこに思惑などはなにもなく、ただただ吉乃を好きなだけです。
女遊びの激しい霧島の元カノ汐田菜緒は、3巻13話から5巻21話まで登場。4巻で再び関係を持つも、5巻21話ではばっさり切り捨てています。ゲスいですね。
霧島と翔真は吉乃を取り合い激しい三角関係を繰り広げていますが、特に翔真へ嫉妬するシーンがわかりやすく描かれているのは3巻10話と5巻24話です。2巻9話の、吉乃を抱きしめる翔真を遠くから眺める霧島も、言葉こそありませんが感情が抜け落ちた表情が全てを物語っています。
そんな翔真との殴り合うのは同じく5巻24話です。本気の殺し合いをしています。
霧島の重要な登場回はこちらです。
霧島が吉乃に惚れる➡1巻2話,3巻10話
霧島が吉乃にプロポーズ➡4巻17話
霧島と吉乃が付き合う➡5巻21話
霧島の元カノ（汐田菜緒）登場➡3巻13話～
霧島と翔真の喧嘩➡2巻9話,4巻16話,5巻24話,6巻27話
霧島の嫉妬シーン➡3巻10話,5巻24話
霧島の目的➡8巻35話
霧島の過去➡8巻33話 34話 35話
それでは詳細を見ていきましょう。
人物紹介
名前：深山 霧島（みやま きりしま）
CV：石田 彰
誕生日：11月13日
年齢：17歳（吉乃と同級生）
吉乃の婚約者。眉目秀麗だが、底知れぬ不気味さを秘めた男。実の両親にすらその異常さを恐れられ、ヤクザである大叔父（萼）の元に預けられている。さすがにまだ高校生なので盃は下ろされてないが、ほぼヤクザ（引用：設定資料集）。
名前の由来は植物のミヤマキリシマ（参考：かぎけん花図鑑)。刺青は虎と竜。
深山 霧島／エピソードまとめ
現在発売中（1～8巻）の霧島の活躍を、話の展開ごとにまとめました。
霧島と吉乃
- 1巻 1話…吉乃と霧島初対面。猫かぶりまくり。
- 2話…案外普通だった吉乃に飽きて取り繕うのをやめた霧島。本当に体売ってきた（物理）吉乃に惚れる。人生メチャクチャにしてほしいらしい。
- 3話…吉乃の私物にGPSを仕込む男。
- 番外編1…かまちょな霧島。
- 2巻 4話…稲森が語る霧島の過去。小学生時代の暴力沙汰がなかなかにやばい。
- 5話…クラブにいる赤座しおりを激詰め。そして吉乃に手を出した半グレたちにガチギレ。この回の煽り文が「1000万でドライヤー買ってくれ！」的なやつだったの今思い出しても面白い。
- 6話…夜這いと見せかけてただひたすら吉乃の髪を三つ編みするだけの霧島。浮気したら吉乃に殺してもらえるように頑張る！っていう目標が出来た。
- 番外編1,2…吉乃のシーツを直す霧島と、吉乃とドライヤーを買いにいく霧島。
- 3巻 10話…作者のツイッターでの情報を見るに、霧島が本当の意味で吉乃に惚れたのはこの話だそうです。
- 11話…夏風邪をひいた吉乃の看病をする回。
- 13話…吉乃のことを初めてできた友達だと思っている霧島。温度差にドン引き吉乃。
- 4巻 番外編…色んな吉乃と霧島。
- 5巻 19話…半グレどもを一人で片づける霧島と、因縁深い半グレを木の棒で殴る吉乃。一緒にいないがなんだかんだ息ピッタリ。
- 4巻 16話…水族館デート。吉乃には嘘はつかないけど本当のこともハッキリ話さない霧島。
- 17話…吉乃を巻き込みたくなくて立ち回る霧島にブチギレる吉乃。そんな吉乃に、水族館で答えられなかった自身の誕生日や好きな食べ物などを伝える。霧島の個人情報が出てくるのは極めて珍しい。そして突然のプロポーズ。勿論却下されたが、「賭けに勝ったら付き合って」という約束をこぎ着けた霧島。
- 5巻 21話…吉乃にGPSで尾けられて本当に嬉しかった霧島。しっかりジャンケンに勝ち、吉乃との交際を勝ち取る男。
- 6巻 25話…大阪での一件について本気で怒った吉乃に、3日間存在を無視されへこむ霧島。タガが外れた霧島と吉乃、作中で初めて妖しい雰囲気になる。
- 27話…歯の浮くようなセリフを嬉しそ～な顔で吉乃に言い、周りを照れさせる霧島。
- 番外編1…洗濯物を取り込んで眠ってしまった吉乃を発見した霧島、倒れているのではないかと焦る。
- 番外編2…吉乃からもらったぬいぐるみが大切な霧島。
- 7巻 28話…吉乃に手の内を見せようと努力する男。会わせたい人がいると言い、伯母の菫（すみれ）に合わせる。そして帰り際に吉乃から誕生日プレゼントをもらう。
- 29話…新婚みたいな2人。吉乃が参加する模試を警戒する霧島。
- 31話…霧島を信じた吉乃の機転により、霧島は吉乃を見つけ出す。吉乃を抱えて4階からダイブ。
- 8巻 36話…霧島の部屋（地下室）に入るためのカギは全部吉乃に関するもの。この部屋には吉乃と霧島だけが入れる。
- 3巻 12話…12歳のころ新幹線に乗り吉乃に会いに行った霧島。一方的に吉乃のことを知っていたらしい。
- 8巻 35話…新幹線に乗って吉乃に会いに行ったときの話。1話で霧島の瞳が吉乃を貫いたように、遠くから隠れて眺める霧島を吉乃の瞳が射貫く。そして今までの、霧島視点の走馬灯。蓮二の言っていた意味をようやく理解した霧島であった。あの時と同じファミレスで、同じ抹茶パフェを食べる。
吉乃霧島翔真の三角関係
- 2巻 8話…霧島の部屋（地下室）の存在。翔真のこともしっかり調査済み。そして接触を図る。
- 9話…翔真に宣戦布告しにきたつもりが吉乃にしっかり釘を刺される霧島。ラストの抱擁も遠くから監視してるところが霧島らしくてとてもよい。
- 4巻 14話…霧島に挨拶されてもガン無視決め込む翔真。間の吉乃が気まずい。
- 16話…想定外の危険に吉乃が晒され、翔真を使う霧島。非通知で電話するところがこの男らしい。今度翔真と殺し合いするらしい。
- 5巻 22話…吉乃を通して翔真に喧嘩を売る霧島。
- 23話…外でタバコを吸ってる翔真に絡みにいく。
- 24話…念願の殺し合い。
- 6巻 27話…高校の文化祭に吉乃母を連れて翔真が来る話。「深山萼の犬」「染井蓮二の犬」とお互いを罵り合う2人。顔合わせれば喧嘩してる。
- 7巻 30話…あまりの緊急事態に翔真へ一報を入れる霧島。
- 8巻 32話…吉乃が霧島に応急処置をしてるところへ翔真が駆け付ける。吉乃を病院へ連れて行くよう翔真に託す霧島。喧嘩しなかったの初。
- 3巻 10話…吉乃の口から翔真の話題を出されただけで殺気が出ちゃう。「嫉妬で頭がイカれそうだ」。作者のツイッターでの情報を見るに、霧島が本当の意味で吉乃に惚れたのはこの話だそうです。
- 6巻 24話…翔真と殴り合いの喧嘩、最終的に刃物まで持ち出し約束の殺し合いを始める2人。吉乃との気安さが気に喰わない。
- 6巻 26話…翔真の身を案じる吉乃。
▶翔真の登場回まとめはこちら
霧島の女性関係
- 3巻 13話…霧島の元カノ、汐田 菜緒（しおた なお）初登場。大学生、アナウンサーに内定している。3年前、夏休みの短い期間付き合ってた。みんなの前ではお互い知らない素振りをしたが、霧島から接触。
- 4巻 14話…吉乃の笑っている顔を見られて嬉しい霧島。大阪で菜緒と密会。
- 15話…染井家には泊まらず菜緒と一晩過ごす。全ては霧島の掌の上。
- 16話…霧島が菜緒と寝たのは、しつこく嫌がらせしてきた小津のバックにいるやつらをおびき寄せるためだった。全て上手くいっているかと思いきや、大阪では吉乃が一枚うわて。
- 17話…吉乃を巻き込みたくなくて立ち回る霧島、翔真に菜緒を託し自分はその場を去る。
- 5巻 21話…言外に「吉乃のためにお前と寝ただけで特別でもなんでもない」と菜緒に言う霧島。あまりにも性格が悪い。
- 2巻 6話…霧島のセフレ、グラドルの彩乃ちゃん。
霧島の過去
- 2巻 4話…稲森が語る霧島の過去。小学生時代の暴力沙汰がなかなかにやばい。
- 7巻 28話…霧島の名付け親、菫が語る小学生時代の事件。そして萼の元へ引き取られた経緯。萼と霧島を引き合わせたのは菫だった。暴力沙汰がきっかけで霧島の両親は後々離婚しており、連絡も取っていない。
- 8巻 33話…小学生時代の霧島の話。父親に言われて友達を作ってみようと計画。ちなみにこの時のことは6巻25話で本人の口からも語られている。空手の試合で相手に殴られ、腹のあざを鏡でみて、口に弧を描く霧島。
- 34話…乙川さんに誕生日を聞かれてすかさず嘘をつく霧島が見れます。今までリンチしてきた相手をぼっこぼこにやりかえす。ぼこぼこと言うかバキバキ。
- 35話…みんな（萼とその取り巻き）で抹茶とチョコブラウニーのパフェを食べる。人生がクソつまんないって思ってた霧島、吉乃の存在を知る。
- 1巻 3話…深山総長は霧島の実の祖父ではなく大伯父で、霧島は萼（がく）のことを父親のように思っている。
- 2巻 7話…萼の若い頃とそっくりな霧島。
- 7巻 28話…深山萼の姉、菫（すみれ）登場。霧島の実の祖父は霧島に似ておらず、双子の兄である萼にそっくりな霧島。
- 35話…葬式で出会った萼にファミレスに連れてってもらう小学生の霧島。蓮二といるのが楽しかった萼。
霧島と染井蓮二の関わり
- 2巻 8話…吉乃との婚約は「染井組長の個人的な理由で俺は利用されている」と霧島談。吉乃といるためなら利用されようがかまわない。
- 3巻 11話…電話でやり取りしている蓮二と霧島。霧島が吉乃の傍に四六時中いるのは蓮二との約束だった。
- 5巻 23話…大阪でのいざこざに吉乃を巻き込んだことで蓮二に殴られる。「この際もうお前でええ 吉乃の子と頼んだぞ」と蓮二に念を押される霧島。
- 7巻 31話…霧島は蓮二に雇われ吉乃を監視している、と薊が吉乃に語る。
- 8巻 35話…霧島と吉乃が婚約した経緯がわかる。吉乃の父親を殺した人間が刑期を終え出所してくるため、それにあわせて吉乃を東京に置いておき、霧島に吉乃を守ってもらおうとした蓮二。
その他
- 3巻 12話…椿と初対面。吉乃への空回ってる好意を指摘される霧島。吉乃の腎臓の行方を探る。
- 6巻 24話…椿からアドバイスを受ける。自分の部屋に呼んで…というのは盲点だった様。
- 25話…吉乃から存在を無視され、椿に相談する霧島。
▶椿の登場回まとめはこちら
- 5巻 19話…散々霧島に嫌がらせしていたのはアザミの仕業だった。霧島は薊のことを知っている様子。
- 20話…霧島の口ぶりから、旧知の仲っぽい。薊の整形前の顔を知っているらしい。
- 7巻 29話…再び吉乃に接触をはかる薊。薊の思惑通り、霧島は撒かれてしまう。
- 31話…薊に翻弄される霧島。
▶薊の登場回まとめはこちら
おまけ
小西明日翔先生のツイッター（現X)に投稿された霧島に関するイラストまとめです。その他のイラストはPixivにもまとめられていますのでこちらもご覧ください。
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まとめ
以上、漫画『来世は他人がいい』の霧島登場回をまとめました。
多くを語らず自分の手の内を全く見せなかった霧島ですが、回を追うごとに少しずつ霧島という人間の輪郭が見えてきたなという感じです。あまりにも人間味の無かった霧島は、吉乃と出会いやっと人間になれたのかなと思います。
霧島の過去や、吉乃と霧島の縁談の裏側など、知りたかった情報が詰まっているのが最新8巻です。何度も読み返し、霧島への理解を深めましょう。
今後続巻が発売され次第、情報を更新していきます。
▶吉乃のシーンまとめはこちら
▶翔真の登場回まとめはこちら
▶椿の登場回まとめはこちら
▶薊の登場回まとめはこちら
▶吉乃と翔真の絡みをまとめた記事はこちら
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