本記事は、マンガ『正反対な君と僕』第60話のあらすじ・感想になります。
『正反対な君と僕』と言えば、阿賀沢紅茶先生が描く青春ラブコメディー。現在ジャンプ⁺で大人気連載中で、2週に一度月曜日のお楽しみになっていますよね。
当ブログでは『正反対な君と僕』の1話ごとのあらすじを解説し、私個人の感想を綴っていきます。この作品が気になっている方、ぜひご一緒にお楽しみください。
（公式の見解ではなく、あくまでも私個人の感想になりますのでよろしくお願いします）
この記事にはネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。
マンガ『正反対な君と僕：第60話』あらすじと感想（ネタバレあり）
以下、『正反対な君と僕：第60話』のあらすじ解説と感想です。ネタバレに配慮していませんので読む際はご注意ください。
第60話を簡潔にまとめれば、山西カップル奈津美ちゃんのお悩み解決回でした。
第57話でホンちゃんと話していた「あの話」とは彼女の進路のことみたいですね。
ホンちゃんに相談しつつ、「自分で解決したい」と山田には相談しなかったニッシ。
結局進路の相談はしなかったものの、山田の言葉が間接的に奈津美ちゃんの背中を押し一歩前進したようです。
山西カップルが一番順調なんじゃない……！？？？と思うような第60話でした。
それでは詳しく見ていきましょう。
正反対な君と僕：第60話あらすじ
第60話 意志の場所…西の家庭事情と進路。山西カップルいちゃいちゃ。
山田 健太郎 …お調子者で谷との仲をグイグイ詰めていった。西と交際中。
西 奈津美 …谷と同じ図書委員だった。極度の人見知り。山田と交際中。
- 幼少期、母親が先回りして何でも決めていて気が付いたら人の顔色をうかがうようになっていた奈津美。
- 高校生になった今も、母が進路を決めようとしていた。
- 行きたい学部を迷っていると以前母に伝えていたのだが、経済学部を受ける前提で話が進んでいた。
- 文学部に行きたいと言えた奈津美だが、母にはその思いは伝わらず無難な学部を選ぶべきじゃない？と誘導される。
- 母の言葉に（一理あるかも…）と思ってしまう奈津美、しかしオープンキャンパスで惹かれたことを思い出ししっかりと自分の意見を伝える。
- なおも畳みかけるように経済学部に誘導しようとする母だが、話を聞いていた父が助け舟を出す。
- 「好きにしたら？」と半ば拗ねたように部屋を出ていく母、肯定してもらえた感じはなくモヤモヤが残る結果に。
- お昼休みにそのことをホンちゃんに相談し、解決したように見えるが気持ちがザワザワして落ち着かない奈津美だった。
- 放課後一緒に帰る山西カップル、もう少し一緒にいたいと山田を引き留める奈津美。
- コンビニでお菓子を買い込んで山田家へ。
- 部屋でじゃれ合う2人だったが、次第に甘い雰囲気に。
- 「…嫌？」と山田に聞かれて自分の気持ちがわからない奈津美、答えを間違えたくないから選んでほしいと山田にどうしたいか聞く。
- その言葉になんとか思いとどまる山田、「させなきゃ冷める男と思われてんの…！？」と青ざめる。
- 「「正解引け」なんて言ってねーじゃん」、シンプルに奈津美の気持ちを聞きたいだけだと伝える山田。
- 俺の顔色なんかどーでもいいから、の言葉にハッとする奈津美。
- 自分で選択するのが怖かっただけなことに気が付く。
- するのは「今じゃない」ことと「けど大好き」をハッキリ山田に伝えることができた奈津美。
- 山田のおかげで乗り越えたい壁は母ではなく自分自身だと自覚した奈津美であった。
正反対な君と僕：第60話感想
予想通りの山西回でしたねーーーー！！！！！！やったー！！！
しかしニッシのお悩みは予想外でした。
今回60話でニッシ家両親が初登場しましたが、ニッシがなぜ人の顔色をうかがう性格なのかがよくわかる家庭環境だったと思います。
なんでも先回りして誘導する過保護で過干渉気味な母親と、そんな母親に強く出れない父親。
母親に悪気はなく「奈津美のため」と思っているところが質が悪いというか…もう少し行き過ぎると毒親になりかねないタイプでしたね。
言い方は優しいですが他者をコントロールしようとするやり方で、半ば洗脳なようなものを感じます。
奈津美の自信のなさや自己肯定感の低さはここからきているんだな…と胸が苦しくなりました。
しかしニッシ、よく自分の意見を言えたな～～～成長したんだねぇと嬉しくなるポイントも。
ニッシの傍にホンちゃんや山田のような、ハッキリしゃべるタイプの人間がいてくれてよかったなとしみじみ思います。
それでもついつい顔色をうかがってしまうニッシですが。
♪♪♪
さてさて、それでは今回の見どころ山西カップルのいちゃいちゃですが…最高でしたね……。
山田→→→←西くらいの感情の重さかな～と思って見てると、意外にも山田→→←←西くらいなんですよ、ニッシが山田のことをちゃんと好きなのがかわいいです。
そこのギャップに毎度やられて「わーーーー！！！」となるのが、個人的山西の良いところ。
本当はもっといっぱい会いたい…と自然に言ったり、もう少し一緒にいたいと甘える西さん、大分精神的に参っていたんだなと思うと同時に、なんだか彼女みたいだ…！（彼女です）と謎に感動を覚えます。
「言えるようになってえらいね！」と頭をなでたい。ニッシかわいい～～～。
山田はこなれ感出してきますが、そんな山田を翻弄するニッシ、この力関係がたまりません。
周りから見れば山田が押せ押せに見えるので、大事な所で押し込むのが西さんなのはこの2人しか知らないんですよ。
やられてばかりな山田もかわいいです。
相手の顔色をうかがう発言が多めな西さんなので、ここぞという時にストレートな感情を伝えて山田を殺しにかかります。
個人的に今回一番好きなシーンは、山田が（敵わん）と思っているところ。
わかるよ……となりました。
不穏さがのこる谷鈴、まだまだ進展しなさそうむしろ後退気味なタイラズマを置き去りにする順風満帆な山西カップル、尊いです。
ニッシ受験がんばれ～～～～～！
ちなみにここ最近の山西登場回は第57話（文化祭）です。
今回の話に繋がるので是非こちらも読み返してみてくだいさい♪
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まとめ
以上、『正反対な君と僕』第60話のあらすじと感想でした。
西母に関してはモヤモヤ～～～ですが、山田西カップルのいちゃいちゃで浄化されましたありがとうございます。
いつも正解を引けなんて言ってねーじゃんと言ってくれる山田はやっぱりかっこいいし、好きでいてくれてありがとうと言う西さんもかわいい最高な回でしたね。
久しぶりに糖度高めのお話で、かわいい2人が見られて大満足な60話、おかげでこのカップルはもう心配なさそうかな～と安心しました。よかったよかった。
早く受験が終わってたくさん遊べるといいね。
ということで次回は9月16日更新です。
▶第1話の感想はこちら
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