マンガ『正反対な君と僕：第58話』あらすじと感想┆ネタバレあり

本記事は、マンガ『正反対な君と僕』第58話のあらすじ・感想になります。

『正反対な君と僕』と言えば、阿賀沢紅茶先生が描く青春ラブコメディー。現在ジャンプ⁺で大人気連載中で、2週に一度月曜日のお楽しみになっていますよね。

当ブログでは『正反対な君と僕』の1話ごとのあらすじを解説し、私個人の感想を綴っていきます。この作品が気になっている方、ぜひご一緒にお楽しみください。
（公式の見解ではなく、あくまでも私個人の感想になりますのでよろしくお願いします）

この記事にはネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

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マンガ『正反対な君と僕：第58話』あらすじと感想（ネタバレあり）
まとめ

マンガ『正反対な君と僕：第58話』あらすじと感想（ネタバレあり）

以下、『正反対な君と僕：第58話』のあらすじ解説と感想です。ネタバレに配慮していませんので読む際はご注意ください。

第58話を簡潔にまとめれば、東の気持ちに気付いた平のぐちゃぐちゃ思考回路回でした。
平は自分自身の問題点について理解していますが、どうしていいかはわからない様子。全くの脈ナシではなさそうで、お互いにこの関係を終わらせたくないとは思っていますが、そこに温度差というかすれ違いが生じています。

そんな平を感じ取り、東は待つことにします。頑張れ…頑張れ東……！そんな終わり方をした第58話でした。

それでは詳しく見ていきましょう。

正反対な君と僕：第58話あらすじ

第58話　視線の先 …平の頭の中がわかる回。

第58話の主要登場人物

東　…中学時代の人間関係からスレた言動が多かったが、考え方に変化が現れる。平に片思い中。
平　…鈴木と谷のクラスメイト。高校デビューなので今一つ自分に自信が持てない

あらすじ

「東が自分を好きかもしれない」と気がついた平。
朝乗る電車の時間をずらしたり、自習室にも行かず東を避ける。
その間もずっと東のことを考える平。
東からの言葉は嬉しかった。時々無性に泣きたくなった。
でも、現状を変えたくない。
「好き」か「嫌い」かだったら勿論好き。でも、付き合える自信がない平。
結局今自分が東に感じている居心地の良さは、東が自分に向けている優しさからくるもので、これは「恋愛」じゃなくて「自己愛」だと自分の感情を定義づけた。
谷や山田のように、相手を知って歩みよるということが平にとってはとても難しい。
自分自身の劣等感が強すぎて、自分を見せるのが怖い。
場面変わって朝の電車、久しぶりに東と同じ電車に乗った平。
東との繋がりは終わらせたくないが、自分がどうしたいか答えが出せない平。
そんな平に、受験終わったらみんなで遠出しない？と誘う東。
大勢いた方が楽しいっしょ？と言う東に、（もしかして東から好かれてると思ってたのは勘違いだった…！？？）となる平。
東が「俺を」なんてありえねーだろ、と考えて今までの自分が恥ずかしくなる。
そんな平を横目で見ながら（露骨に安心しやがって）と思う東。
相手にその気がないのなら、とことん待つ。気持ちを抑えてでも関係を繋げようと決意する東。
今までみたいにまぁいいかで終わらせたくない。真摯に向き合いたい。そんな想いを胸に、目に涙を溜めながら帰宅する東だった。

7巻の表紙はタイラズマが目印！

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正反対な君と僕：第58話感想

次回休載！！！！第59話は1ヶ月後…！！！！！！！
タイラズマーーーーーーーーーッ！！！！！となる最新話でした。

今回平の心境を知れました。
やはりというかなんというか、恋愛に移行するには現段階では難しそうですよね…。

脈なしって訳ではないけど、恋愛的な意味で東のことを好きなわけではない。
というか東が俺のこと好きだから、その優しさとか態度から心地よさを感じてたわけであって、これは東に対する好意ではなくただの自己愛だわ、って平自身が結論づけちゃってるからなあ。
ここを覆すのが結構難しそうというか…。

実際は東との関係をなあなあにして終わらせたくないとは思っているし、心地よさ以外の「何か」も感じているわけなんだけど、そこに関してはまだ深く考えられない様子。

やはりこの2人が進展するには、平自身の問題を解決するほかなさそうです。
過去のいじめや元カノに振られた経緯から、猛烈な劣等感があって他人に自分を見せるのが怖い平。
この感情はわかる気がします。
東に嫌われたくないという気持ちがあるからこそのこの感情だとも思いますが、それよりももっと根深いところの問題ですよね…。

平がどんな人間であってもそれを受け入れてくれる、時には諭したり違うよって怒ったりしてくれる。
そんな人は平の周りにたくさんいるのに、それには気がついていないんですね。

平家の母妹ちゃんが初登場でしたが、妹ちゃんはガツンと兄の本質を捉えてました。
「だってあの人、結局自分のことしか興味ないじゃん」があまりにも的を得ていて、近くにいる妹にはよ〜〜〜く伝わってるんだなと思いました。

平の卑屈なところ、ネガティブなところ、コンプレックスまみれなところ、周りの方がもどかしく感じているんですよね。

そして結局、東の気持ちは勘違いだった……に落ち着いてるのでこれは長丁場になりますねぇ〜。

♪♪♪

東視点から見ると、駅のホーム・自習後の自販機前で1人で佇む姿にとても胸が痛みました。
避けるとは思ってたけど、実際にその姿をみると切ないです。

そして警戒されないよう、自分の気持ちを隠す決意をした東。
相手との関係を終わらせたくないって気持ちは2人とも同じなのに、この感情の差が…つらい………。
相手を想って待つ東と、自分のことで精一杯な平。ここも正反対ポイントですかね。

平と別れる時、いつも東の方が見送ってるの見て「恋に落ちている方」だなとわかります。
平に背を向けて涙を溜める東、切ない～～～～～。

結局平は（勘違いだった～～恥っっっず）ってなっちゃってるから、ここのすれ違いを早めにどうにかしてほしいですね。
拗れに拗れて収集つかなくなる前に、誰か……この2人を救ってやってくれ………。

平のコンプレックスはどうやったら解消できるんでしょうか。
東が導いてくれるのか、はたまた第三者の言葉で浮上するのか。
この先も目が離せませんね～～！

「夏の夜ってなんかテンション上がらん？」って笑ってる東が尊くて大好きなので、またこの笑顔を見られる日が早めにくることを願っています。